ホームページ作成技術HTMLを使ったプログラミング教室、はじめます

小学生のプログラミング教育がスタートしていますが、我が家の長男はまだ授業がないらしい。(5年生)

子供向けプログラミングといえばSCRATCHですよね、あの犬か猫みたいなキャラの。

SCRATCHは確かに視覚的にプログラミング風の体験ができるという意味ではとってもいいなって思います。やっぱりいきなりC言語とか行くと難しいですからね。

HTML/CSS+Javascriptを使ったプログラミング教室をやります

ただ、scratchはあくまでプログラミングだと思うんです。それが悪いとかscratch不要論とかそういう話ではないです!scratchはとても素敵なアプリです。

でもやっぱりプログラミングの醍醐味はエディタに英数字を打ち込んでコンピュータを動かすこと。その行為をコーディング(コードを入力すること)というんですが、このコーディングを学ぶことってとても刺激的で勉強になるんです。

そしてコーディングをもっとも簡単に体験できるものはホームページ制作技術の基礎であるHTMLなんです。

ホームページ制作のHTMLはもっとも簡単なプログラミング入門

ホームページのコーディングって厳密にはプログラミングではないっていう意見があります。確かにHTMLはプログラミング言語ではなくマークアップ言語ですので、その通り。HTMLしかできない人がプログラマーを名乗るとディスられる世界です。笑

ただ、初心者からしたらそんな細かいことはどうでもいいと思います。

それよりももっと大きな視点で「コンピュータやブラウザが認識する専用言語を使って命令を書き、コンピュータを動かす」というプログラミングの原則にそって考えれば、HTMLも十分プログラミングの入り口です。

HTMLがプログラミングの基礎としておすすめな理由は

  • 専用言語を書いてコンピュータ(ブラウザ)を動かす体験ができる
  • 入力内容がすぐに反映されるから飽きにくい
  • ルールがゆるめだから”とりあえず”動く

この三つかなと思います。

簡単に動かせて結果が目に見えやすいから続けやすい

僕は職業訓練校で講師をしていたことがあるんですが、みなさん最初はHTMLに戸惑います。だって<!DOCTYPE html>とかいままでに出会うことのない文面をテキストエディタ(メモ帳の高級版)に見様見真似で入力しないといけませんから。

でも、意外と数日、早い人は数時間で”なんとなく”理解します。

このなんとなくっていうのがとても重要なんです。本当にプログラミング言語の場合、一か所でも書き間違えると何も表示されずエラーだけが出てしまいます。

それに対しHTMLは大きなミスでもない限り、とりあえず何かしらの情報が表示されます。だからミスってる箇所が直感的にわかりやすいんです。だから何度か繰り返しチャレンジすると簡単なページは作れるようになります。

プログラミングで「ロジカルシンキング(論理的思考)」が身につく理由

プログラミング教育の代名詞として「論理的思考が身に付きます!」というのがよく出てきます。

でもなんでそういう思考法が身につくかわかりますか?

論理的思考はロジカルシンキングともいわれますが、ようするに「筋道をたてて考え、正しく伝える」技術というようなものです。プログラミングはコンピュータに対して命令を出し、正しく動かすことが重要です。言い換えれば、「思考の整理整頓」が上手になるという感じです。

そしてコンピュータはあいまいな表現では動いてくれません。人と人だったら「あれとって」「これしといて」でいいかもしれませんが。笑

つまり、プログラミングを学ぶとどうやっても「(機会に指示を)正しく伝える」必要性が出てくるんですね。HTMLで使う単語ひとつとってもスペルミスは許されませんから、正しく学ぶ必要も出てきます。

HTMLはほかの言語よりあいまいさを許容してくれますから最初の学びとしては最適なんですね。

HTMLを理解した人がプログラマーを目指すのはよくあること

HTMLはプログラミングの入り口に最適な理由は先ほど説明しましたが、世の中のプログラマー・エンジニアの多くは最初にHTMLにふれ、「文字を書いてコンピュータを動かす」という行為にはまり、本物のプログラマーを目指す人も多いんですね。

しかもWebをベースとするアプリなどすべてにおいてHTMLやCSSの技術はかかわってきますから、覚えて損のない技術です。

パソコン操作やタイピング能力も向上する

HTMLを使ってホームページを作ってみようと思うとさまざまなパソコン操作が必要になりますし、大量の文字を入力します。

ゆえにパソコン操作やタイピング能力も向上します。

パソコン操作ができることはアドバンテージになる時代

今の時代はスマホやタブレットだけで一般的なWeb活用はできますよね。でも仕事の現場ではやはりパソコン操作が必要ですし、みんながスマホばかり使ってるときにパソコンをマスターしておけば大きなアドバンテージになります。

一昔前はパソコン操作はだれでもできるべき、みたいな感じで一家に一台ありましたが、最近はそういう家庭も減ってきています。大学生になるまでほとんどパソコンを触ったことがない、大学でもあんまり触らない、そんな人も増えてます。

そういう人たちに比べ、HTMLを若いうちに学ぶと確実に武器になるでしょう。

ホームページ作成で学ぶ10歳からのプログラミング教室開校!

というわけで、HTMLをスタートとしてCSSやJavascriptを学んでいくプログラミング教室を開校することにしました!対象は10歳以上。

チラシも大まかに完成!

ただ、まだ教室用スペースの調整が済んでないんです(-_-;)

予定では大阪府大阪市淀川区の十三でスタートできるかな、というか感じで調整中。ただ、そのほかの地域でもできるならやりたいなって思うんですよね。どなたか教室スペース貸してあげるよ!って人いたらぜひお声かけください。